Bリーグは2016年9月に開幕した日本国内のプロバスケットボールリーグです。サッカー、野球に続き、国内で3つ目のプロスポーツリーグとなったBリーグには、B1、B2、B3といったカテゴリーがあります。
注目度が高いB1リーグ、B2リーグですが、B3リーグの年俸はどうなっているのでしょうか。
また、各カテゴリーの違いや仕組みがどうなっているのかも気になりますよね。
そこで今回は、B3リーグの年俸はいくら位なのか、B1リーグ、B2リーグ、B3リーグの違いや仕組みなどを徹底解説していきたいと思います。
B3リーグの年俸について
B1リーグ、B2リーグには最低年俸などが定められていますが、B3リーグに関しては公表されていません。
また、B3リーグのチームに所属するチームの中にはプロ契約を結んでいない選手もおり、会社員や他の仕事をしながらプレイしている人も少なくないと言われています。
そのため、B3リーグの年俸はB1リーグ、B2リーグと比べて低く、一般的な会社員などと同じくらいである可能性がありますね。
B1、B2、B3の違いは?
八村塁選手のNBAでの活躍などをきっかけに、Bリーグの注目度は高くなっています。
BリーグにはB1リーグ、B2リーグ、B3リーグと3つのカテゴリーに分かれていますが、どのような違いがあるのでしょうか。
B1リーグとB2リーグは一般社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ(JPBL)に所属し、B3リーグは一般社団法人ジャパン・バスケットボール(JBL)が主体となっており、運営元が違います。
このように、運営元が違うということが分かりましたが、仕組みなどはどうなっているのでしょうか。
レギュラーシーズン
バスケットボールはレギュラーシーズンとシーズン後に行われるプレーオフなどの2つに分けることができます。
Bリーグのレギュラーシーズンは10月頃から開幕し、翌年の5月まで試合を行ない、総合成績で順位が決定するリーグ戦です。
B1リーグは同地区のチームと総当たり戦を4回行い、他の地区とは2回行い、1シーズンで各チーム合計で60試合も戦います。B2リーグは同様に60試合、B3リーグは52試合行われ、勝率や直接対決などの成績で順位が決定されるようです。
チャンピオンシップ/プレーオフ
レギュラーシーズン終了後、B1リーグは「B.LEAGUE CHAMPIONSHIP」を、B2リーグとB3リーグはプレーオフが行われます。
「B.LEAGUE CHAMPIONSHIP」には各地区の1位と2位に加え、残り18クラブの上位2チームが出場することができます。
B2リーグとB3リーグはプレーオフという形で年間王者を決定するトーナメントを行いますが、出場するチームに関してはB1リーグと同じようにレギュラーシーズンの順位によって決まるようですね。
昇格・降格制度
Bリーグには昇格・降格制度が採用されています。B2・B3リーグの上位2クラブは上のカテゴリーに昇格することが可能です。一方で、B1・B2リーグの下位2クラブは下のカテゴリーに降格するというルールが採用されていました。
しかし、2025-2026シーズンからは降格制度が廃止され、将来的にはB1リーグに所属するチームが増えていく形になっていくそうです。
オールスター
オールスターは野球にもあるので知っている方も多いと思いますが、レギュラーシーズン中に行われるイベントです。オールスターはシーズン中の活躍や選手の人気が大きく反映され、B1リーグとB2リーグの中からファン投票で選出されます。
オールスターでは、別のチーム同士の選手が同じチームとなって戦うスペシャルマッチの他に、ダンクコンテストや3ポイントコンテストといった様々なイベントが行われるのが特徴です。
まとめ
今回は、B3リーグの年俸はいくらくらいなのか、B1リーグ、B2リーグ、B3リーグの違いや仕組みなどについて徹底解説してきました。
B3リーグの年俸に関しては、最低年俸などは公表されていません。また、B3リーグに所属する選手の中には会社員として働きながら活動しているので、年俸に関しては一般的な人と変わらないのではないでしょうか。
B1・B2リーグとB3リーグには運営する団体が違うという特徴がありますが、レギュラーシーズンやプレーオフなどの方法はほとんど変わりません。