みなさんは車椅子バスケと呼ばれるスポーツをご存じでしょうか。1940年代にアメリカで考案された車椅子バスケは1960年台から初めてパラリンピックの競技としておこなわれるようになりました。そんな車椅子バスケのルールがどのようなものか気になりますよね。
本記事では車椅子バスケのルールやSwitch2で発売されたゲームなどについても紹介したいと思います。
車椅子バスケってどんな競技?
車椅子バスケとはその名のとおり車椅子に乗っておこなわれるバスケットボールのことで、パラオリンピックの競技の一つとして世界に認知されている競技です。車椅子バスケがパラリンピックの競技と聞くと一見ハンディを持つ方のスポーツに思えますが、実は健常者でも車椅子バスケをプレーしている方が多く、車椅子バスケの本場と呼ばれるドイツではプロリーグが男女混合かつ健常者もプレーできることでも知られています。
ですので車椅子バスケはハンディを持つ方だけの競技だけでなく、健常者はもちろん男女の体格差をカバーすることのできる競技として幅広い層に愛されているスポーツだと言えるでしょう。
ルールを紹介!
車椅子バスケの基本的なルールですが、実は意外にも通常のバスケットボールと大きな違いはないんです。ですが車椅子バスケならではの特別なルールがあり、それがコートでプレーする選手のクラス分けです。このクラス分けは主にハンディを持つ方を対象としたルールで、ハンディを理由にチームのレベル差を大きく広げない目的があります。
詳しい車椅子バスケのクラス分けのルールについては下記のとおりです。
- 1ポイント:腹筋・背筋が機能せず、座位バランスがほぼ不可
- 2ポイント:腹筋・背筋が機能して、多少の前傾姿勢がとれる
- 3ポイント:下肢に筋力の残存があり、上半身の動作制限がない
- 4ポイント:切断など。体幹の側屈運動が健常者同様に可能
チームではこれらのポイントの合計が14ポイントを超えることはできません。ハンディの具合が軽度だとポイントが高く設定されているので、チームはうまくポイントを計算してメンバーを組む必要があるのです。
通常のバスケットボールとの違いは?
車椅子バスケは通常のバスケットボールと比べて基本的なルールは同じだとお伝えしましたが、いくつか異なる点もあります。その代表格として挙げられるのは車椅子バスケにはダブルドリブルと呼ばれる通常のバスケットボールでは存在するルールが適用されないという相違点です。その一方でトラベリングは車椅子バスケにも適用されており、通常のバスケットボールと似たようにボールを保持して3回以上車椅子を漕いでしまうと反則の対象になってしまいます。
またこれは車椅子バスケ独自のルールになりますが、プレー時に車椅子からお尻が離れてしまうとその時点では反則を取られてしまうというルールもあるんです。ですのでシュートを打つ際などにはかなり上半身の筋肉が必要となり、シュートを決める難易度が一気に高くなります。
魅力について
車椅子バスケの魅力はなんといっても通常のバスケットボールとほぼ同じルールで繰り広げられる激しいフィジカルコンタクトです。車椅子バスケでは試合中に車椅子同士がかなり激しいぶつかり合いを見せて、競技としても非常にスピーディーな展開の応戦になりがちです。試合展開が目まぐるしく変わっていくので観戦していても全く飽きることはなく、まるで通常のバスケットボールのような興奮を味わえること間違いなしといえるでしょう。
車椅子バスケのゲームがSwitch2で発売!
年々世界的に人気が高まりつつある車椅子バスケですが、実は2025年8月にはSwitch2で車椅子バスケのゲームが発売されました。ゲームのタイトルは『Drag × Drive』で、ゲーム内では車椅子風のマシンを操作して3対3のゲームを楽しむことができます。
発売当初はダウンロード版の価格が1,980円とかなり低価格な値段設定であったことも話題を集めましたが、いざリリースされるとこれまでには存在しなかった一風変わったゲームとして人気を博し、大きな注目を集めています。
ゲームのやり方は?簡単に操作できる?
『Drag × Drive』のやり方は非常に簡単で、Joy-Conを両手に持って車椅子を漕ぐようにして操作して車椅子を動かします。実際にバスケットボールを扱うような感覚でマウスを扱いながらシュートやパスなどもおこなえるため、実体験型ゲームと言っても過言ではないでしょう。
またゲーム内では車椅子バスケや通常のバスケットボールに沿ったルールが採用されているため、バスケ好きなら誰でも楽しめるような作りとなっています。ゲーム内のモードやカスタマイズ機能、オンライン対戦なども充実しており、一つのゲームとしての完成度の高さも大きな人気を博した理由の一つだと言えるのではないでしょうか。
ゲームの評判について
ここからはSNS上での『Drag × Drive』の評判について見ていきましょう。SNSで『Drag × Drive』を実際にプレーした方の感想を調べてみると、主に下記のような声が散見されていました。
やはりSNSの声を見る限り、かなり好評なレビューが多いようです。やはり多くのユーザーを惹きつけたのは大人気マリオカードさながらの激しいぶつかり合いや臨場感、そして簡単だけど奥深い操作性だったようで、こうした手軽に楽しめるゲーム性の高さについても触れる意見が多いように感じました。
早くも『Drag × Drive』の続編を楽しみしているとの声も見られましたが果たして次回作は制作されるのでしょうか。期待しながら続報を待ちたいですね。
まとめ
今回の記事では車椅子バスケのルールについて、通常のバスケットボールのルールの違いや2025年8月に発売されて話題になった『Drag × Drive』などを紹介しましたがいかがでしたか。年々競技熱が高まっている車椅子バスケ、その勢いは日に日に増しているように感じました。今後の更なる競技の盛り上がりに期待したいですね。


