いつの時代も人気のスポーツ漫画ですが、サッカーや野球だけはなく、バスケ漫画も意外にたくさん連載されているのはみなさんご存知でしょうか?中学校や高校のバスケットボール部を舞台にしたものから、車いすバスケットボールやストリートバスケをテーマにしたものまで内容は様々。
そこで今回は、読んだら絶対ハマる?!バスケ漫画おすすめ5選をご紹介します!
おすすめのバスケ漫画①「SLAM DUNK」
- 作者:井上雄彦
- 出版社:集英社
- 連載:週刊少年ジャンプ(1990年42号〜1996年27号)
- 巻数:全31巻
売上ランキング1位のバスケ漫画の名作で、バスケ漫画のパイオニア的存在である「SLAM DUNK」。赤い髪にリーゼントという元不良の高校1年生「桜木花道」が全くの未経験であるバスケットボールに挑戦する姿を描いた感動作です。湘北高校に入学した桜木花道は、バスケットボール部主将「赤木剛憲」の妹「赤木晴子」に一目惚れしたことをきっかけにバスケットボールに出会い、物語がスタートします。
2022年には原作者の井上雄彦さん自ら監督・脚本を担当したアニメ映画「THE FIRST SLAM DUNK」も公開され、現在も多くの人から愛されている作品です。2024年6月10日より、Netflixにて独占配信されていますよ。
おすすめのバスケ漫画②「黒子のバスケ」
- 作者:藤巻忠俊
- 出版社:集英社
- 連載:週刊少年ジャンプ(2009年2号~2014年40号)
- 巻数:全30巻
「黒子のバスケ」は数々の魅力的なキャラクターが登場する高校バスケが舞台の作品で、バスケ漫画をヒーローアクション風にアレンジして人気を博しました。各キャラクターが現実のバスケでは考えにくい必殺技を試合中に披露するところが最大の特徴です。
主人公「黒子テツヤ」は全中3連覇を達成した帝光中学校の卒業生。黒子テツヤが在学中は、10年に1人の逸材と言われた選手が5人同時に集まった「キセキの世代」でした。その中で「幻の6人目」と呼ばれた黒子テツヤと「火神大我」のコンビが「キセキの世代」を倒し全国制覇を目指すストーリーです。
おすすめのバスケ漫画③「あひるの空」
- 作者:日向武史
- 出版社:講談社
- 連載:週刊少年マガジン(2004年第2、3号合併号~)
- 巻数:50巻(継続中)
主人公の「車谷空」は高校生にして149cmという低身長で、いじめにあいながらも弱小校・九頭龍高校のバスケットボール部に入部します。九頭龍高校バスケ部は元々不良たちの巣窟と化していて、真剣にバスケットボールに打ち込む生徒はいませんでした。そんな不良部員たちと心を通わせながら全国大会出場を目指す物語です。
高校生としての挫折や葛藤の他、登場人物の家庭問題やトラウマなど幅広いテーマを扱っていることが「あひるの空」の特徴です。
おすすめのバスケ漫画④「DEAR BOYS」
- 作者:八神ひろき
- 出版社:講談社
- 連載:月刊少年マガジン(1989年7月号~1997年2月号)
- 巻数:全23巻(第一部)
「DEAR BOYS」はSLAM DUNKが始まる以前から連載されている長寿バスケ漫画で、湘南大相模高校を舞台とした第4部が現在も連載中です。第1部のストーリーは、暴力事件が原因で廃部寸前となったバスケットボール部に天才少年が入部し、全国制覇を狙えるチームに変わっていくというもの。
本作品には戦術や戦略などのバスケットボールにおける細かな試合展開も詳しく描かれていることから、バスケ経験者や玄人からの評価が高い作品です。バスケ漫画の史上最長連載を記録しており、多くのファンから長く愛され続けています。
おすすめのバスケ漫画⑤「リアル」
- 作者:井上雄彦
- 出版社:集英社
- 連載:週刊ヤングジャンプ(1999年48号~)
- 巻数:15巻(継続中)
「リアル」の著者はSLAM DUNKの作者である井上雄彦さんで、本作品で文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞しています。
車いすバスケットボールをテーマにしたバスケ漫画で、登場人物全員が主人公なのが特徴。主な登場人物は、大病により車椅子生活になった「戸川清春」、バイク事故が原因で高校中退し罪悪感を抱えながら生きる「野宮朋美」、事故で下半身不随になり障害を抱えて生きる現実を突きつけられた「高橋久信」の3人。それぞれが抱える障害や葛藤などを描き、先に紹介した青春4作品とは異なる人間ドラマが魅力の作品です。
まとめ
今回は、「SLAM DUNK」や「黒子のバスケ」など、名作揃いのバスケ漫画おすすめ5選をまとめてみました。バスケ漫画と一言で言っても、青春、アクション、恋愛、人間ドラマなどストーリーは様々です。バスケ漫画を読むと、バスケットボールのルールも楽しく覚えることができますので、パリ五輪開幕前にバスケ漫画を読んでみてはいかがでしょうか?