米メディアが選ぶ!【NBA】ユニークな賞とは?エピソードも紹介

米メディアが選ぶ!【NBA】ユニークな賞とは?エピソードも紹介

当サイトは、海外在住者の方に向けて情報を発信しています。

「MVPや得点王は知っているけれど、それ以外のNBAの賞はよく分からない」という人も多いかもしれません。実はアメリカでは、リーグ公式の表彰だけでなく、記者団体やテレビ番組、ファンコミュニティが独自に選ぶ“ユニークな賞”がたくさんあって、それを知るとNBAが一気に身近で面白く感じられます。この記事では、バスケ好きがニヤッとできるNBAのユニークな賞を紹介していきます。

目次

公式NBAの賞とメディア発の賞の違い

まず整理しておきたいのが、「NBA公式の賞」と「メディアや番組が決める賞」の2つがあるという点です。公式のNBAの賞は、リーグや選手・記者による投票で決まるもので、MVPや最優秀守備選手賞などが代表的なタイトルです。一方で、テレビ局の番組が作った“ネタ賞”や、記者協会が独自に選ぶ市民賞、ファンコミュニティ発の非公式アワードなども存在し、こちらは完全にエンタメ寄りの世界観になっています。

選手同士が選ぶ!スポーツマンシップ賞

スポーツマンシップ賞は、NBAが公式に設けている賞で、最終的な投票を行うのは現役選手たちです。つまり「選手が選ぶ、コート上で最もフェアで紳士的なプレーヤー」に贈られるNBAの賞という位置付けになります。

どんな選手が評価される?

評価されるのは得点やスタッツではなく、レフェリーへの接し方や、相手をリスペクトする姿勢、ハードに戦いながらも不必要な挑発をしない、といった部分です。各チームが「うちのフェアプレー代表」として1人を推薦し、そこから最終候補が絞られたうえで、現役選手が投票する流れになっています。そのため、この賞を受賞するということは「ロッカーの外でも内でも信頼されている」という証明にもなります。

受賞選手のプレー集やインタビューが公式チャンネルから配信されることも多く、「ハードに守っているのに、相手を倒したらすぐに手を差し伸べる」といったシーンが切り取られています。スタッツ表だけ眺めていると見落としがちな部分が、こうしたNBAの賞を通じて浮き上がってくるのが面白いところです。

最高の相棒を称える!トワイマンストークス賞

トワイマン・ストークス・チームメイト・オブ・ザ・イヤー賞もNBAが公式に設けている賞で、こちらも投票権を持つのは現役選手です。つまり「選手が選ぶ、最高のチームメイト」に贈られるNBAの賞というわけです。

名前に込められたストーリー

賞の名前になっているのは、ジャック・トワイマンとモーリス・ストークスという2人の元NBA選手です。ストークスは試合中の事故が原因で重い障害を負い、その後の生活が困難になりましたが、チームメイトだったトワイマンが後見人として医療費や生活面を支え続けたというエピソードがあります。この実話に敬意を表して、「本当に仲間思いの選手に贈る賞」として2013年に創設されました。

実際の投票では、ロッカールームでの振る舞いや、若手へのアドバイス、チームが苦しいときの支え方など、外からは見えにくい部分が高く評価されます。試合後のロッカールーム映像や、ドキュメンタリーシリーズの中で「この人が受賞するのは納得だな」と感じるコメントが紹介されることも多く、チームスポーツとしてのNBAの深さを感じさせてくれます。

記者協会が選ぶ!Jウォルターケネディ市民賞

J・ウォルター・ケネディ市民賞は、NBAそのものではなく「全米バスケットボール記者協会(PBWA)」という記者団体が選ぶ賞です。リーグとしても公認されている公式アワードですが、「誰が投票しているのか」という意味では、メディア側の視点が強く反映されているNBAの賞と言えます。

コート外のヒーローを称える賞

この賞で評価されるのは、試合の成績ではなく、地域社会への貢献やチャリティ活動、社会的な課題に対するメッセージなどです。教育支援プログラムを立ち上げたり、地元の子どもたちとバスケ教室を継続したりといった活動が対象になります。最近では、受賞が発表されると公式サイトだけでなく各メディアが特集記事を組んで、その選手がどんな思いで活動を続けてきたかを深掘りするのが定番になっています。

これはまさに「メディアが選び、メディアが物語を伝える」タイプのNBAの賞で、記事やYouTubeのミニドキュメンタリーをきっかけに、その選手を応援したくなる人も多いはずです。プレーだけでなく、人としての姿勢が見えることで、NBAが単なるエンタメを超えた存在だと感じさせてくれます。

Shaqtin’ a Fool MVP

この「Shaqtin’ a Fool MVP」が面白いのは、TNTの番組側が選手を一方的にいじるだけでなく、多くの選手がそれをネタとして受け入れているところです。中には本気で怒ってしまったケースもありますが、基本的には「これがバスケだし、ミスも含めてエンタメ」と受け止める空気があります。

番組内では、シャックが「この年のMVPはレブロンだ」と読み上げたあと、「票はちゃんと集計した、俺はいじってないぞ」と大笑いしながら弁明するシーンが放送されました。ファンもそれをXで引用しながら、「得点王、アシスト王、ファイナルMVP、そしてShaqtin MVP。これでコンプリートだな」といったコメントを連発して、番組・選手・ファンが一緒になって笑う雰囲気が出来上がっています。

出典:NESN

YouTubeには、TNT公式やNBA関連チャンネルがアップしたShaqtin’ a Foolの名場面集がたくさんあり、歴代MVPのローライトを一気に振り返ることもできます。試合中は真剣そのもののスター選手が、あり得ないポカをしてしまう姿は、「あ、バスケって完璧じゃなくていいんだ」と思わせてくれて、初心者やカジュアルファンにとっても入り口になりやすいコンテンツです。

Reddit発!ファンの妄想アワードたち

次に紹介したいのが、SNSや掲示板、特に海外の掲示板RedditのNBA板などで生まれる「ファンが勝手に考えた賞」。これはもちろんリーグ公式でもテレビ局でもなく、「ネットコミュニティというメディア空間」が作った完全な非公式アワードです。

スレッドをのぞくと、「こんなNBAの賞があったらどう?」というテーマで、いろいろな案が出ています。たとえば、

  • シーズンでもっともミームになったシーンに贈る「ミーム・オブ・ザ・イヤー賞」
  • 第4クォーター残り2分だけのスタッツで決める「クラッチショット賞」
  • ベンチでのリアクションが最高な選手に贈る「ベンチエンターテイナー賞」

といった感じです。中には、細かすぎる設定の妄想アワードもあって、コメント欄で「それはさすがにマニアックすぎる」と突っ込まれながら盛り上がっていることもあります。こうしたやり取りを眺めていると、「ファンが自分たちの視点でNBAの賞を作り出している」という意味で、RedditやXもひとつの“メディア”なんだなと感じます。

まとめ

NBAの賞には、リーグ公式のMVPなどから、記者協会やテレビ番組、SNS発のネタ賞まで多彩な評価軸があります。誰が決めた賞かを意識して追うと、選手の人柄やユーモア、コート外での活動まで見えてきて、NBAがぐっと身近で面白く感じられるはずですよ。

この記事を書いた人

バスケ愛好家の管理人です!
近年、海外で活躍する日本人選手が増え注目度もあがっているバスケットボール!
BリーグからNBAの最新トレンドまでバスケの魅力を余すことなく発信していきます!

目次