日本のプロバスケットボールリーグであるBリーグには約130人を越える外国人選手がプレーしています。また、外国籍から帰化し、ジョシュ・ホーキンソン選手などの日本代表でプレイする選手も多くいますね。
サッカーや野球の場合、外国籍の選手はかなり高い年俸をもらっていることが多いですが、どのくらいなのでしょうか。
また、サラリーキャップがどういうルールなのかも、気になりますよね。
そこで今回は、海外の選手はどのくらい稼げるのか、Bリーグの年俸ランキング(外国人選手)やサラリーキャップについて紹介していきたいと思います。
どのくらい稼げる!?Bリーグ外国人選手の年俸ランキング!
Bリーグでは最低年俸などは公表されていますが、各選手がいくら貰っているのかは明らかになっていません。また、選手が自身の年俸について公表することも禁じられています。
そのため、日本人選手は推定でメディアなどに報じられることはありますが、外国人選手の年俸については情報が出ていません。
そのため各チームの予算などを元に、外国人選手の年俸を考えていきたいと思います。
それでは、Bリーグの外国人選手の年俸ランキングを詳しくみていきましょう。
Bリーグ年俸ランキング 外国人選手
選手名 | 年俸 | 所属チーム |
セバスチャン・サイズ | 推定約1億5,000万円 | アルバルク東京 |
ライアン・ロシター | 推定約1億1,200万円 | 宇都宮ブレックス |
アレックス・カーク | 推定約1億1,000万円 | 琉球ゴールデンキングス |
ジョン・ムーニー | 推定約1億1,000万円 | 千葉ジェッツふなばし |
ジョーダン・テイラー | 推定約1億円 | アルバルク東京 |
各チームの予算を元に過去の成績などを加味し、推測されたものなので、実際の年俸とは大きく異なる可能性があります。
Bリーグのサラリーキャップとは?メリット・デメリット
Bリーグでは様々な改革が進められています。その中でも重要なのは、サラリーキャップではないでしょうか。
サラリーキャップは給料の上限を定める制度で、最高値と最低値が決められています。Bリーグのサラリーキャップはこちら。
カテゴリー | キャップ(上限) | フロア(下限) | |
B.LEAGUE PREMIER | 8億円 | 5億円 | |
B.LEAGUE ONE | 本ライセンス | 4億円 | 1.5億円 |
仮ライセンス | 4億円 | 1億円 | |
B.LEAGUE NEXT | 設定なし |
それでは、サラリーキャップのメリット・デメリットを詳しくみていきましょう。
メリット
サラリーキャップが導入されることでいくつかのメリットがあります。
まず、サラリーキャップを導入されることで選手の価値が高騰しすぎるのを防ぐことが可能です。これに伴い、チームが経営破綻するのを防ぐことにも繋がります。
サラリーキャップが導入された場合、各チームはその範囲内で選手との契約を行う必要があるので、スーパースターばかりを集めることができなくなり、リーグ全体の戦力が拮抗する形になりますね。
デメリット
サラリーキャップを導入することにより、メリットだけではなく、デメリットも生じてしまいます。
大きなデメリットとしては、NBAをはじめ海外リーグから選手を獲得するのが難しくなる可能性が非常に高いです。例えば、サラリーキャップが残り1億円しかない場合、それに収まるように運営しなければいけないので、獲得したい選手がいても、予算に余裕がある他のチームに取られてしまいます。
また、Bリーグでプレイしている選手が自身の年俸に満足いかず、海外のリーグに移籍してしまうという可能性もありますね。
まとめ
今回は、Bリーグでプレイしている外国人選手の年俸はいくらなのか、ランキングで発表したり、サラリーキャップについて紹介してきました。
Bリーグでは選手の年俸が公開されていないため、推定でしかランキングを付けることができません。また、今回紹介したランキングは各チームの予算を元に計算したものなので、実際の年俸とは大きく異なる可能性があります。
サラリーキャップとは、各チームに対して給料の上限を定める制度で、範囲内に収まるように運営しなければなりません。