Bリーグは2016年に開幕した、日本の男子プロバスケットボールリーグです。
2025-26シーズンまでの10シーズンで、年間王者は6つのクラブから誕生しました。
この記事では、歴代優勝チームの一覧と最多優勝クラブ、決勝の対戦結果、優勝の立役者となったMVP選手をまとめて紹介します。
Bリーグ歴代優勝チーム一覧
まずは、2016-17シーズンから2025-26シーズンまでの年間優勝チームを確認しましょう。
年間優勝チームとは、レギュラーシーズン後のトーナメント「チャンピオンシップ(CS)」を勝ち抜き、決勝で勝利したクラブのことです。
| シーズン | 優勝チーム | 準優勝チーム | 決勝の成績 |
|---|---|---|---|
| 2016-17 | 栃木ブレックス | 川崎ブレイブサンダース | 1勝0敗(1試合制) |
| 2017-18 | アルバルク東京 | 千葉ジェッツ | 1勝0敗(1試合制) |
| 2018-19 | アルバルク東京 | 千葉ジェッツ | 1勝0敗(1試合制) |
| 2019-20 | 中止(該当なし) | - | - |
| 2020-21 | 千葉ジェッツ | 宇都宮ブレックス | 2勝1敗 |
| 2021-22 | 宇都宮ブレックス | 琉球ゴールデンキングス | 2勝0敗 |
| 2022-23 | 琉球ゴールデンキングス | 千葉ジェッツ | 2勝0敗 |
| 2023-24 | 広島ドラゴンフライズ | 琉球ゴールデンキングス | 2勝1敗 |
| 2024-25 | 宇都宮ブレックス | 琉球ゴールデンキングス | 2勝1敗 |
| 2025-26 | 長崎ヴェルカ | 琉球ゴールデンキングス | 2勝1敗 |
栃木ブレックスは、現在の宇都宮ブレックスと同じクラブです。
2年連続で優勝した例は、2017-18と2018-19のアルバルク東京だけとなっています。
Bリーグ年間優勝の流れ(2016-17〜2025-26)
- 2016-17栃木
ブレックス - 2017-18アルバルク
東京 - 2018-19アルバルク
東京 - 2019-20中止
- 2020-21千葉
ジェッツ - 2021-22宇都宮
ブレックス - 2022-23琉球ゴールデン
キングス - 2023-24広島ドラゴン
フライズ - 2024-25宇都宮
ブレックス - 2025-26長崎
ヴェルカ
栃木ブレックスは現在の宇都宮ブレックスです。2019-20は新型コロナウイルスの影響でシーズンが中止されました。スマートフォンでは横にスクロールできます。
2019-20シーズンは中止で優勝チームなし
2019-20シーズンは、新型コロナウイルス感染症の拡大を受けて途中で打ち切られました。
チャンピオンシップも開かれず、この年の年間優勝チームは存在しません。
なお、地区ごとの首位は記録として残っています。
B1ではアルバルク東京、川崎ブレイブサンダース、琉球ゴールデンキングスが各地区の1位でした。
決勝は1試合制から2戦先勝方式へ変更
リーグ発足から3シーズンの決勝は、1試合で王者を決める一発勝負でした。
2020-21シーズンからは、先に2勝したチームが優勝する「2戦先勝方式」に変わっています。
そのため、近年の決勝は最大3試合まで行われる仕組みです。
1勝1敗になると第3戦で決着をつけるため、最後まで結果が読めない展開も生まれやすくなりました。
Bリーグの最多優勝チームはどこ
2025-26シーズン終了時点で、最も多く優勝しているのは宇都宮ブレックスです。
栃木ブレックス時代を含めて、3回の年間優勝を果たしました。
クラブ別の優勝回数は次の表のとおりとなります。
| クラブ | 優勝回数 | 優勝シーズン |
|---|---|---|
| 宇都宮ブレックス | 3回 | 2016-17、2021-22、2024-25 |
| アルバルク東京 | 2回 | 2017-18、2018-19 |
| 千葉ジェッツ | 1回 | 2020-21 |
| 琉球ゴールデンキングス | 1回 | 2022-23 |
| 広島ドラゴンフライズ | 1回 | 2023-24 |
| 長崎ヴェルカ | 1回 | 2025-26 |
6クラブが優勝を経験しており、特定のチームだけが勝ち続けているわけではありません。
毎年のように王者が入れ替わる点は、Bリーグの特徴といえるでしょう。
クラブ別の年間優勝回数(2025-26シーズン終了時点)
- 宇都宮ブレックス2016-17(栃木)/2021-22/2024-253回
- アルバルク東京2017-18/2018-192回
- 千葉ジェッツ2020-211回
- 琉球ゴールデンキングス2022-231回
- 広島ドラゴンフライズ2023-241回
- 長崎ヴェルカ2025-261回
ボール1つが優勝1回を表します。2019-20はシーズン中止のため優勝チームはありません。
決勝進出が多いのは琉球ゴールデンキングス
琉球ゴールデンキングスは、2021-22から2025-26まで5シーズン連続で決勝に進みました。
そのうち優勝は2022-23の1回で、残りの4回は準優勝という結果です。
千葉ジェッツも決勝の常連で、これまでに4回進出しています。
優勝は1回、準優勝は3回という成績となりました。
各シーズンの優勝の立役者となったMVP選手
チャンピオンシップ全体で最も活躍した選手には「チャンピオンシップMVP」が贈られます。
MVPとは「最優秀選手」を意味する言葉です。
2020-21シーズンからは、決勝だけの活躍を評価する「ファイナル賞」も設けられました。
| シーズン | CS MVP(所属) | ファイナル賞(所属) |
|---|---|---|
| 2016-17 | 古川孝敏(栃木) | 設立前 |
| 2017-18 | 田中大貴(A東京) | 設立前 |
| 2018-19 | 馬場雄大(A東京) | 設立前 |
| 2019-20 | 開催なし | 開催なし |
| 2020-21 | セバスチャン・サイズ(千葉J) | 富樫勇樹(千葉J) |
| 2021-22 | 比江島慎(宇都宮) | 鵤誠司(宇都宮) |
| 2022-23 | アレン・ダーラム(琉球) | コー・フリッピン(琉球) |
| 2023-24 | 山崎稜(広島) | 中村拓人(広島) |
| 2024-25 | D.J・ニュービル(宇都宮) | D.J・ニュービル(宇都宮) |
| 2025-26 | イ ヒョンジュン(長崎) | 馬場雄大(長崎) |
受賞者はいずれも、その年の優勝クラブに所属していた選手です。
馬場雄大選手は、アルバルク東京と長崎ヴェルカという別々のクラブで受賞しています。
シーズンごとの個人賞についてはBリーグのさまざまな賞をまとめた記事もあわせて読むとよいでしょう。
2024-25は宇都宮のニュービルが史上初のダブル受賞
2024-25シーズンの決勝では、宇都宮ブレックスが琉球ゴールデンキングスを2勝1敗で下しました。
第3戦は73-71という2点差の決着です。
宇都宮のD.J・ニュービル選手は、CS MVPとファイナル賞を同時に受賞しました。
両方の賞を1人が獲得したのは、Bリーグ史上初めてのことでした。
2025-26は長崎ヴェルカが初優勝
2025-26シーズンは、長崎ヴェルカがクラブ史上初めて決勝に進み、そのまま頂点に立ちました。
長崎は創設5年目のクラブで、短い期間での日本一は大きな話題となっています。
決勝は横浜アリーナで行われ、長崎は第1戦を落としたあと2連勝で逆転しました。
各試合の結果は次のとおりです。
| 試合 | 日付 | スコア(長崎-琉球) |
|---|---|---|
| 第1戦 | 2026年5月23日 | 69-71 |
| 第2戦 | 2026年5月24日 | 66-60 |
| 第3戦 | 2026年5月26日 | 72-64 |
初戦を落としても巻き返せるのは、2戦先勝方式ならではの展開といえます。
Bリーグは2026-27シーズンからB.PREMIERへ
2026-27シーズンから、これまで最上位だった「B1」は「B.LEAGUE PREMIER(Bプレミア)」に生まれ変わりました。
Bプレミアでは、試合の勝敗による昇格・降格の制度が廃止されています。
代わりに、入場者数や売上高、アリーナの規模といった経営面の基準で所属が決まる仕組みです。
詳しい変更点は、新しいBリーグの仕組みを解説した記事で紹介しています。
開幕戦は2026年9月22日に行われ、アルバルク東京が琉球ゴールデンキングスに84-73で勝利しました。
この組み合わせは、2016年に行われたBリーグ初の開幕戦と同じカードです。
Bプレミアの初代王者は、2027年のポストシーズンで決まる見込みとなっています。
最新の日程や順位はB.LEAGUE公式サイトはこちらから確認できます。
まとめ
Bリーグでは2025-26シーズンまでに、6クラブが合計9回の年間優勝を記録しています。
最多優勝は宇都宮ブレックスの3回で、琉球ゴールデンキングスは5年連続で決勝に進みました。
2026-27シーズンからはBプレミアが始まり、新たな王者争いにも注目するとよいでしょう。


